話題のヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を体験してきた:誠 Weekly Access Top10(2014年2月3日〜2月9日)
今回のランキングは、年収に関する記事がトップ3を占めるという結果に。それはさておき、話題のバーチャルリアリティヘッドセット「Oculus Rift」を体験してきました。2次元と3次元を錯覚しそうです。
Business Media 誠 Weekly Access Top10
「Business Media 誠」の記事アクセスランキング「誠 Weekly Access Top10」。今回は2014年2月3日から2月9日までの集計です。
先週は、2位の調査リポート「年収1000万円超のビジネスパーソンに聞く、就活生にオススメしない業界」が話題となり、これに関連した記事がランキングに多数登場しました。高所得のビジネスパーソンはグローバルな市場で活躍できる、商社やメーカーなどを就活生に勧める傾向があるようです。
連載陣の記事は7位に「『明日ママ』にケチをつけた慈恵病院が『モンスタークレーマー』と叩かれる理由」(窪田順生の時事日想)が、9位「『未経験者歓迎』という求人広告の裏に秘められた企業の思惑とは?」(就活・転職のフシギ発見!)がランクインしています。
ランキングはさておき、先日、ゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を体験してきました。バーチャルリアリティかいわいではとても話題になっているアイテムですが、従来のヘッドマウントディスプレイよりも“没入感”が高いと言われています。
実際に装着して分かったのは、まず視野角が広いということ。水平方向は一般的なヘッドマウントディスプレイ(25〜45度)と異なり90度もあるため、視界のほぼすべてをカバーしています。首を動かすとその角度を検知し、画像もほぼ同時に追従するため、上下左右前後、どこを向いてもそれに合わせた画面が視界を覆っているのです。
デモとして体験したのは2種類の映像。1つはスキーの競技“ジャンプ”をイメージした映像「VR SKI JUMP」で、ジャンプ台を滑り降り、タイミングよくジャンプするというものでした。Oculus Riftの内部に動きを感知する加速度センサーが入っており、体を動かしたかどうか検知できるようになっています。見渡す限り雪山、という映像もよく作り込まれており、まるで自分がスキー場にいるような感覚が味わえました。
もう1つはボーカロイド「初音ミク」を使ったもの。PCに接続したグローブを握り、テンポよく上下させる(握手の動作)と、画面内の初音ミクが笑うという仕組み。画面内のオブジェクトは限りなく現実に近く、自分の動きに合わせて腕が上下する様子もリアルです。早くこれを使ったゲームがやりたい!
さすが、体験した人たちが「スゴイ!」と口をそろえるだけの新しい体験でした。デモを展示していた桜花一門氏は「今後も数々の体験会を行い、パーソナルバーチャルリアリティ体験という新しいメディアを世に広め、発展に貢献していければ」とコメントしていました。なお、2月13日から東京・秋葉原にある「G-Tune : Garage 秋葉原店」でOculus Riftの常設展示が行われます。自分も試してみたい! という方は行ってみてはいかがでしょう。
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