節約しようと思う時、あなたはまず何から手をつけますか?
消費税アップ目前、家計の節約に取り組みたい人も多いのでは? アンケートを行ったところ、節約上手と節約下手では、「初動」と「意識」に違いがあることが分かった。Zaim調べ。
4月から8%に引き上げられる消費税率。これを機に、あるいはこれまで以上に家計の節約に取り組もうと思っている人も多いのではないだろうか。節約上手に聞くと、最初に着手すべきは「お金の出入りの“見える化”」と考える人が多いことが分かった。
オンライン家計簿「Zaim」(参照リンク)を運営する株式会社Zaimが、20〜50代の男女1330人に節約意識の有無をたずねたところ、84.2%が「節約を意識している」と回答。節約を意識していると答えた人のうち、実際に節約がうまくいっている節約上手200人と、うまくいっていない節約下手200人を抽出してアンケートを行った。
節約上手は「お金の見える化」による節約効果を実感
「お金の出入りが“見える”だけでも、何もしないときに比べて節約効果があると思いますか?」と尋ねたところ、節約経験がある400人のうち86.2%が効果があると答えた(内訳は、「かなり節約効果があると思う」46.9%、「やや節約効果があると思う」39.3%)。このうち、節約上手200人に絞って同じ質問をすると、「かなり節約効果があると思う」が58.0%、「やや節約効果があると思う」が31.5%で合計89.5%と増加。節約上手は、お金の出入りの見える化の効果を、より強く感じていることが分かる。
節約を始めるときに最初に行うべきことは?
「節約を始める際にはまず最初に何を行うべきだと思いますか?」という問いに対して、節約上手は67%が「お金の出入りを把握する」と答えたのに対し、節約下手は50%が「具体的な消費行動の見直し」と答えた。
また、「あなたが節約するにあたり心がけていることは何ですか?」と聞いたところ、節約上手も節約下手も最も多かった回答は「お金の出入りを把握する」。両者の差が大きかった回答を見ると、節約上手が多く選んだのが「支出はメリハリをつけえて、適度に抑える」「目標をイメージして節約のモチベーションを保つ」だったのに対し、節約下手の人は「買い物を我慢して支出を切り詰める」「支出を我慢する気合いが大事である」などの回答を選ぶ人が多かった。
インターネットによる調査で、20〜50代男女1330人が回答した。調査期間は2月28日から3月3日まで。
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