待遇面の不満が多いのは、どの業種?
就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは3月27日、「待遇面の満足度」調査を発表した。業種別にみると、満足度が高いのは「総合商社」。一方、満足度が低いのは……。ヴォーカーズ調べ。
就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは3月27日、「待遇面の満足度」調査を発表した。同社が運営する「Vorkers」に登録しているビジネスパーソン(約3万人)が在籍企業を評価し、それを集計した※。
※社員として1年以上在籍した企業の情報であること。500文字以上の自由回答と、8つの評価項目に回答してもらい、データを集計した。対象データは2010年2月〜2014年2月まで。
「待遇面の満足度」を業種別ランキングでみると、「総合商社」(3.98ポイント)がトップ。次いで「電力、ガス、エネルギー」(3.25ポイント)、「クレジット、信販、リース」(3.21ポイント)、「重電、産業用電気機器、プラント関連」「証券会社、投資ファンド、投資関連」(いずれも3.16ポイント)と続いた。トップ10のうち、3位「クレジット、信販、リース」、5位「証券会社、投資ファンド、投資関連」、6位「銀行、信金」、7位「生命保険、損害保険」と4つがランクインした。
逆に、満足度が低かったのは「介護、福祉関連サービス」(2.07ポイント)、「理容、美容、エステティック」(2.22ポイント)、「印刷、紙、パルプ、書籍」(2.35ポイント)、「旅行、ホテル、旅館、レジャー」(2.38ポイント)、「インテリア、雑貨、文具、スポーツ」(2.44ポイント)という結果に。ワースト10のうち、38位「フードサービス、飲食」、39位「小売(百貨店・専門・CVS・量販店)」、41位「教育・研修サービス」、44位「旅行、ホテル、旅館、レジャー」、46位「理容、美容、エステティック」、47位「介護、福祉関連サービス」と6つがサービス業だった。
また「待遇の満足度」を年齢別にみると、年齢とともに緩やかに上昇した。「日本の会社員の待遇は年功序列の傾向にあるが、社員の心理的な満足度においても若年層ほど低く、年功序列の傾向があることが分かった」(ヴォーカーズ)
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