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コラム

ゲームのグラフィックって、どのようにして作られているの?最高の絵(2/2 ページ)

電車の中でスマホに向かってゲームをしている姿をよく見かけるが、ゲームに登場してくるキャラクターはどのように作られているのだろうか。グラフィック制作会社「キラリト」の松尾澄子社長に話を聞いた。

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何度も何度も最高の絵


キラリトの松尾澄子社長

 オンラインゲームというと、流行り廃りが早いというイメージがあるが、グラフィックの世界にも“流行りの絵”はあるのだろうか。

 「ありますね。私たちの仕事で大切なのは、トレンドを早く見つけて、それに適したクリエイターを見つけなければいけません。いま売れているゲームは何か? どういったところがウケているのか? といったことを分析して、次のトレンドを見つけていかなければいけません」

 素人にはなかなか分からないかもしれないが、いまの流行っている“手”とか、いま多くの人に指示されている“雲”とかがあるそうだ。ところで、グラフィックのクリエイターってどんなタイプの人が向いているのだろうか。

 「いろいろな要素が必要ですが、粘り強い人が向いていますね。ゲーム会社の意図を汲み取って、最高の絵をつくらなければいけません。1枚描いて、それがOKであればいいのですが、なかなかそうはいきません。なので、粘り強く、何度も何度も最高の絵を作ることができる人が向いていますね」

 ゲームといえば一発ドカンと当たれば、ボロもうけ……そんなイメージもあるが、同社に所属するクリエイターの収入はどのくらいなのだろうか。「専業でやって、サラリーマンの年収くらい稼ぐ人もいますね」。すぐに一攫千金とまではいかないが、絵を描くのが得意&粘り強い……という人はチャレンジしてみてはいかが?

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