転職したい会社、5年連続で「グーグル」がトップ(1/2 ページ)
インテリジェンスが運営する転職サイト「DODA」は、ビジネスパーソンに「転職したい会社」を調査し、その結果を発表した。総合ランキングをみると、1位は5年連続でグーグルだった。
インテリジェンスが運営する転職サイト「DODA(デューダ)」は、ビジネスパーソンに「転職したい会社」を調査し、その結果を発表した。総合ランキングをみると、1位グーグル、2位トヨタ自動車、3位ソニーという結果に。グーグルは5年連続で首位となり(関連記事)、「国際的な企業であり、将来性がある」といった企業の成長性への評価のみでなく、「社員の多様な働き方を認めていて、社員の働く意欲を刺激する社内施策をたくさん行っているから」など、企業風土や働く環境にも評価が集まった。
2位のトヨタ自動車、3位のソニー、トップ3は4年連続で同じ。3社とも、高い技術力・競争力を持つグローバル企業であることが高く評価された。「業績回復の遅れが指摘されているソニーも、技術力や商品力への期待は高く、転職マーケットにおけるブランド企業としての地位を保っている」(DODA)
トップ10入りした企業をみると、パナソニックが昨年の22位から順位を上げ、8位にランクイン。事業改革により業績が回復したことが評価された。また、アベノミクスの要である“女性の活用”を先進的に行っていることから、ベネッセコーポレーション(昨年23位→13位)は女性の支持を集め、順位を上げた。
このほか、景気回復による消費者の購買意欲の上昇を背景に、全日本空輸(ANA、昨年8位→5位)や、ソフトバンク(昨年36位→21位)、日本航空(JAL、昨年35位→26位)、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G、昨年60位→27位)、明治(昨年52位→30位)など、BtoC系企業のランクアップが目立った。
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