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リクルートの最年少役員は何を考え、どんな仕事をしてきたのか上阪徹が探る、リクルートのリアル(6/6 ページ)

リクルートに入社して13年目……36歳の若さで執行役員に任命された、出木場久征氏。彼は何を考え、どんな仕事をしてきたのだろうか。

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未来を想像することが楽しい

 こうした考え方は、最先端のアグリゲート型求人情報専門検索サイトを展開する会社を率いる今も変わらない。

 「30年後はどうなっているのかなあ、とよく考えるんです。これが、すごく楽しい。30年後は採用面接って、どうなっているのか。応募って、どうなっているか。こんな感じかな、あんな感じかな、と。データがあって考えるとか、そんなんじゃないんです。こんなふうになっていたらいいなあ、というのを、僕らがやろう、と思うわけです。そのくらいシンプルに、仕事って、していけばいいじゃないかと」

 入社10年目で、旅行と飲食・美容などの日常消費領域を率いるポジションを委ねられる出木場氏だが、人生の大きな転機は7年目にあったという。じゃらんnetで買収案件に携わっていた頃だ。出木場氏は、病に倒れてしまうのである。(つづく

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