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価格、容量、成分量――買いたくなるのは“数字”が理由?
「○割引」「○%オフ」「○%増量」といった数字は、モノを購入するきっかけ・決め手になることはありますか? 20〜60代の男女に聞いた。トレンド総研調べ。
「○割引」「○%オフ」「○%増量」といった数字は、モノを購入するきっかけ・決め手になることはありますか? 20〜60代の男女に聞いたところ、78%の人が「ある」と回答していることが、トレンド総研の調査で分かった。中でも、気にしている数字は「価格(割引されているかどうか)」と「価格(正規価格)」(いずれも53%)が最も多く、次いで「容量」(26%)、「含有成分の量」(16%)と続いた。
購入にあたって数字を特に意識する商品カテゴリを聞いたところ「飲料・食品」(82%)がトップ。以下「家電・デジタル製品」(45%)、「衛生用品(シャンプー、ティッシュペーパーなど)」(42%)、「化粧品(メイクアイテム、基礎化粧品など)」(29%)、「洋服・ファッション関連商材」(26%)という結果に。
算出根拠に不安
「○%オフ」「○倍」といった数字について、算出されている方法を見極められる自信がある人はどのくらいいるのだろうか。この質問に対し、73%の人が「自信がない」と回答。また、数字そのものだけでなく、パッケージなどに記載されている算出根拠まで意識できているかどうか聞いたところ、55%の人が「意識していない」と回答。「数字が商品購入の意思決定に大きな影響を与えているのにもかかわらず、その数字の意味を理解していない人が多いようだ」(トレンド総研)
インターネットによる調査で、20〜60代の男女500人が回答した。調査期間は6月20日から24日まで。
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