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日本のプラズマの祖「篠田プラズマ」は終わってなんかいない:欧米反応(3/3 ページ)
資金繰りの悪化から2013年11月に事業停止を発表した「篠田プラズマ」は終わっていなかった。現在は「欧米の投資家の資金援助を受け、研究を続けながら出資者を集めている」状況で、年内に再建のめどをつける見通しだ。
世界的な普及目指す
篠田プラズマの技術力と将来性はともかく、東京商工リサーチなどによると、事業を停止した段階の負債総額は10億6千万円。直近の平成25年3月期決算では売上高は1700万円にとどまり、2億8千万円の最終赤字を計上した。金融機関や取引先への支払いも停止したことに対し、篠田氏は「資金を集める能力がなくて多くの方に迷惑をかけた」と述べる。
その上で、国内外の複数の投資家などと出資交渉を進めていることを明らかにした。せっかくの技術力も事業化できる資金の裏付けがあって初めて社会に出すことができる。それでも海外の企業や投資ファンドなどが事業再建スポンサーになれば、日本が誇る技術が外資の手に渡ってしまうことになりかねないが、篠田氏はこう強調した。
「世界的な市場の将来性を考えると、日本の中でこちょこちょやる技術ではない。日本生まれの技術が世界で貢献し、日本に知的財産としてフィードバックできればいい」
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