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組織を停滞させるボトルネック「逆ギレ上司」になっていませんか?:サカタカツミ「新しい会社のオキテ」(3/3 ページ)
上司から叱られて逆ギレする部下……ならばありそうな気がします。しかし今回のコラムは、逆ギレする「上司」が増えている、ということがテーマ。どうして上司が逆ギレしてしまうのでしょうか?
いま、ビジネスの現場では、新しい仕組みや考え方、それに伴ういろいろなシステムが導入されていきます。すべての人が柔軟に対応できるなら、それでなにも問題はないのですが、当然のことながら無理な相談です。
実績があり、企業内でもそれなりの地位がある人が、取り残された気分にならないように配慮するという、人によっては面倒なことを考えなければならない時代になっているようです。逆ギレ上司の存在は、部下のモチベーションを著しく損ないますから。彼らの機嫌を損なわないことは、組織全体の生産性の向上にも大きく寄与するのです。もし心当たりがあるならば、早く手を打つのがオススメです。
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