昔はよく食べたけど、今は食べていない(食べられない)モノは何ですか? (60代は20代のころ、20代は学生時代を想定) 首都圏に住んでいる20〜69歳の男女に聞いたところ「牛肉」(33.6%)と答えた人が最も多く、次いで「肉加工品」(30.4%)、「豚肉」(25.7%)と肉系の食品が多いことが、オールアバウトの調査で分かった。
「牛肉」と答えた人に理由を聞いたところ、50代と60代は「健康を考えて」、20〜40代は「値段が高いから」を挙げる人が最も多かった。また、20代の5人に1人は「太りそう」(20.2%)と回答した。この結果について、栄養管理士の小沼明美氏は「『肉=太る』というイメージがあり、こってりした肉料理は特に女性からは敬遠されがち。しかし、栄養学的にみると、肉は部位によっては低カロリーであり、魚に比べて、野菜やきのこ類、卵、乳製品などの食材とも合わせやすい。肉メインの主菜を中心に献立を展開することでさまざまな栄養素を体内に供給できる」とコメントした。
「お肉」は好きだけど
たんぱく質を含む主な食品の嗜好度を聞いたところ、「好き(とてもを含む)」と答えたのは「豚肉」(79.7%)、「牛肉」(76.7%)、「鶏肉」(76.1%)と肉類が上位に。ただ、食べている頻度をみると「2〜3日に1回以上」なのは「鶏肉」(61.7%)、「乳製品」(56.6%)、「豆腐」(44.1%)が多く、肉については「豚肉」(42.5%)がトップ。「牛肉」は嗜好度が高いのにもかかわらず17.3%と、食べている頻度は低いことが分かった。
インターネットによる調査で、首都圏に住む20〜69歳の男女1118人が回答した。調査期間は7月9日から11日まで。
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