オレ、定年まで働けるの? 中間管理職がハマる意外な落とし穴:サカタカツミ「新しい会社のオキテ」(1/4 ページ)
「自分が定年まで働いている姿が想像できません」といった不安を感じていませんか? ロールモデルが多様化しているので、中間管理職の間でこうした落とし穴にハマる人が多いようですが、ではどうすればいいのでしょうか。答えは、簡単。それは……。
著者プロフィール:サカタカツミ
クリエイティブディレクター。就活や転職関連のサービスをプロデュースしたり、このような連載をしていたりする関係で、そちら方面のプロフェッショナルと思われがちだが、実は事業そのものやサービス、マーケティング、コミュニケーションの仕組みなどを開発するのが本来の仕事。
直近でプロデュースしたサイトは「CodeIQ」や「MakersHub」。著書に『こんなことは誰でも知っている! 会社のオキテ』、『就職のオキテ』。この連載についても、個人的に書いているブログでサブノート的なエントリーを書く予定。Twitterアカウントは@KatsumiSakata。
「先のことを考えると不安になります。いまの会社にいつまでいられるの分からないですし、定年まで勤め上げるというイメージが持てないです」
キャリアを考えるイベントなどに呼ばれて話をしたり、プロデュースをしたりする立場上、そういう悩みを参加者から打ち明けられるケースは、枚挙にいとまがありません。数年前は、そういう話をする人は、20歳代後半から、せいぜい30歳代前半あたりの年齢の人が多かった。ですが、最近は40歳代後半あたりの「中間管理職」と呼ばれる世代の人から、切実な表情で相談されるケースが増えてきました。
外から見ていると、組織の中で一定の評価を得ていて、ある程度のキャリアプランがイメージできている人たちであるにもかかわらず、実際はまったくそうでもなくて、日々不安を抱えながら働いている。その心配のタネはどこからやってくるのか。話を聞いてみると、情報過多な世の中だからこその、意外な落とし穴にハマっていることが分かってきました。
今回は、このコラムを読んでいるあなたも、ひょっとしたら落ちてしまうかもしれない、得体の知れない穴の話を少しだけ。
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