あなたにとって働く目的は何ですか? 20歳以上の男女に聞いたところ「お金を得るために働く」(51.0%)と答えた人が最も多く、次いで「生きがいを見つけるために働く」(21.3%)「社員の一員として、務めを果たすために働く」(14.7%)、「自分の才能や能力を発揮するために働く」(8.8%)であることが、内閣府の調査で分かった。
昨年の調査結果と比較すると「お金を得るために働く」(48.9%→51.0%)が増加した一方で、「社会の一員として、務めを果たすために働く」(16.1%→14.7%)は減少した。男女別にみると「社会の一員として、務めを果たすために働く」(男性18.6%、女性11.3%)は男性が多く、「生きがいをみつけるために働く」(男性18.9%、女性23.4%)は女性が多い。
男女・年代別にみると「お金を得るために働く」と答えたのは男性20〜40代と女性20〜50代が多く、「社会の一員として、務めを果たすために働く」は男性50〜70代以上で目立った。
どのような仕事が理想的だと思うのか聞いたところ「自分にとって楽しい仕事」(61.4%)を挙げた人が最も多く、次いで「収入が安定している仕事」(60.6%)、「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」(41.3%)、「健康を損なう心配がない仕事」(32.9%)という結果に。昨年の結果と比較すると「自分にとって楽しい仕事」(59.6%→61.4%)を挙げた人が増えた。
収入と自由時間について
あなたは自由時間をもっと増やしたいですか? それとも収入をもっと増やしたいですか? この質問に対し「自由時間をもっと増やしたい」と答えたのは37.7%、「収入をもっと増やしたい」が48.3%、「どちらともいえない」が13.0%。昨年の結果と比較すると「自由時間をもっと増やしたい」(34.1%→37.7%)が増え、「どちらともいえない」(17.0%→13.0%)が減少した。
男女別に見ると「自由時間をもっと増やしたい」(男性40.8%、女性34.9%)は男性が多く、「収入をもっと増やしたい」(男性46.2%、女性50.0%)は女性が多かった。
面接による調査で、20歳以上の男女1万人が回答した。調査期間は6月19日から7月6日まで。
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