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なぜ『朝日新聞』は池上彰さんの連載原稿を掲載しないと言ったのか窪田順生の時事日想(4/4 ページ)

『朝日新聞』が大変なことになっている。ジャーナリスト・池上彰さんの原稿を、『朝日』の報道局が掲載できないと突っぱねたことが明るみに出たからだ。こうした不可解な言動が続く背景には、何があるのだろうか。

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記者職に復帰してみては?

 ジャーナリストとして社会的名声もある池上彰さんの「言論封殺」をするなんてことがいかにバカげているかは、現場にいる「朝日」の記者なら誰でも分かる。しかし、記者を辞めて、20年もするともはやその感覚もなくなってしまうのだ。

 そこで提案だが、ここらで『朝日』の経営陣も役員室から飛び出して、記者職に復帰されるというのはどうだろう。もともとはみなさん優秀なジャーナリストだ。全社員メールにその健筆をふるっているだけなどもったいない。ぜひ紙面をつかってベテランならでは鋭い切り口で、読者に一連の批判に対する反論をしていただきたい。

 例えば、木村社長も署名で池上さんへの反論記事を掲載する。きっと部数増にも大きく貢献できるはずだ。

 木村社長、いかがでしょう。まあ記事の書き方を覚えていればの話ですけど。


『朝日』の経営陣は、記者職に復帰されてみてはいかが? (写真はイメージです)
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