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コンビニ業界初! ヤッホーブルーイングとローソンが「僕ビール、君ビール。」を開発
「よなよなエール」を手掛けるヤッホーブルーイングとローソンは共同で、20〜30代をターゲットにしたクラフトビール「僕ビール、君ビール。」を開発した。
「よなよなエール」を手掛けるヤッホーブルーイングとローソンは共同で、20〜30代をターゲットにしたクラフトビール「僕ビール、君ビール。」を開発した。全国のローソン酒販店(1万522店舗、8月末現在)で、10月28日から発売する。価格は288円(税込)。コンビニ業界でオリジナルのクラフトビールを発売するのは初めて(ヤッホーブルーイング調べ)。
「僕ビール、君ビール。」は「セゾン」と呼ばれる種類のビールで、新鮮な若い果実のような香りと、ホップによるキリッとした苦味感じられるという。
若い世代の間で「ビール離れが進んでいる」と言われいてるが、実際のところどうなのか。ローソンが扱うPontaカードのデータによると、20代が購入した酒類の中でビール(発泡酒を含む)は約2割で、40〜50代の約6割に比べてかなり少ないことが明らかに。一方、原料や醸造方法にこだわったクラフトビールは、若い人の間でも支持されていることなどから今回の商品開発に至った。
パッケージデザインは「自分にフィットする、少し個性的なモノゴトを選びたい」「フラットな仲間とのつながりを大事にする」という若い世代の価値観を、カエルのキャラクターで表現。「このカエルは、ちょっと個性的で、マイペースで、センスのいい友だちのような存在をイメージしている」(ヤッホーブルーイング)とのこと。
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