調査リポート
大企業で「管理職になりたい」女性社員は18%(2/2 ページ)
政府は成長戦略で「2020年までに女性管理職の割合を30%以上」という目標を掲げているが、管理職になりたいと思っている女性はどのくらいいるのだろうか。クレイア・コンサルティング調べ。
管理職になりたい女性の特徴
管理職になりたい女性の意識面での特徴を見ると、仕事をすることで組織へ貢献しているという自負を持ち、仕事を自分がコントロールしているという自信を感じ、また仕事に対する高いやりがいを感じていることが明らかに。これらの特徴について、管理職になりたい女性と男性とを比較すると、男性の肯定回答はいずれも女性より低く(75.3%、73.0%、56.3%)、男性以上に女性は仕事に対するやりがいや自信を強く感じている。「しかし、管理職志向の女性は2割弱にとどまっている状況にあり、まだまだ仕事にやりがいや自信を感じている女性は少ない、とも言える」(クレイア・コンサルティング)
インターネットによる調査で、大企業に勤めているビジネスパーソン1600人が回答した。調査期間は6月28日から29日まで。
関連記事
- なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人
景気低迷の影響を受け、給料は下がり続けている――。そんなビジネスパーソンも少なくないだろう。では、今後10年間はどうなのか。リクルートで働き、中学校の校長を務めた藤原和博さんに「10年後の給料」を予測してもらった。 - ブラック企業問題はなぜ「辞めればいいじゃん」で解決しないのか
従業員を劣悪な環境で働かせ、使い捨てにする――。いわゆるブラック企業が社会問題になっているが、なぜそこで働く人は会社を辞めようとしないのか。その背景にあるのは……。 - 「転職にご興味は?」と電話がかかってきたら――会社の怖い話
知人から「転職エージェントから、突然会社に電話がかかってきた。面談に応じるべきだろうか」という相談を受けました。質問です。もしあなただったら、どうしますか? - 新入社員の3人に1人が「会社を辞めたい」
この春就職した新入社員で「会社を辞めたい」と感じている人はどのくらいいるのだろうか。マクロミルの調査によると、3人に1人が「辞めたい」と回答していることが分かった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.