使い方を知らないポイントカードを持っている？ そんなモノは捨てなさい：ご一緒に“おでん”いかがですか（5/5 ページ）

「財布の中にたくさんのカードが入っていて困っている」という人も多いのでは。そんな人は、年末年始の大掃除ついでに、財布の中もスッキリさせてみてはいかがだろうか。必要なカードと不要なカードの簡単な見極め方は……。

[川乃もりや，Business Media 誠]

捨ててしまいなさい

　「月に1回ほどしか使わないポイントカードは、使うときに持っていけばいいんですよ」と提案すれば、多くの人は「そんなことをしたら、肝心なときに忘れてしまいますよ」と反論されるはず。

　そんな忘れてしまうようなポイントカードは「捨ててしまいなさい」。カードを整理するメリットは、使うカードの集約にある。先ほど記したように、1つのポイントカードでもらえるポイント数には限りがある。たくさん所有するほど、カード1枚当たりのポイント数が減る。ポイントカードは少なければ少ないほど、財布はスッキリするし、効率的にポイントが貯まるので使い勝手もいい。何より、あのカードのポイント有効期限はいつまでだったかな？　カードはどこにあったかな？　といったストレスから解放される。

　「必要最低限のポイントカードしか持たない」という人ばかりになれば、どんな世の中になるだろうか。コンビニ側からすれば、レジ処理のスピードアップにもなるし、いちいち「ポイントカードはお持ちですか？」なんて聞かなくてもよくなる。カード探しで待たされた後ろのお客さんのストレスも誘発しない。ポイントカードを整理整頓するだけで、みんなが幸せになるではないか。

　まとめておこう。

• ポイントカードが少なければ少ないほど、1枚のカードにたくさんのポイントがつく。
• サービス内容を理解していないポイントカードは持たない。
• めったに使わないポイントカードは別持ち。

　不要なポイントカードを捨てて、スッキリしたサイフで新年を迎えよう。それでは、少し早いですが、良いお年を。