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コンビニの「野菜」が、なかなか売れない理由仕事をしたら“2015年”が始まった(後編)(5/5 ページ)

「ホウレンソウ」「トマト」「キュウリ」――。コンビニの棚に野菜が並んでいるが、「よく売れている」という話を聞いたことがない。現役オーナーを務める川乃もりやさんに聞いたところ「売れるわけがない」ときっぱり。その理由は……。

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ちょっと怖い話


コンビニで販売されている「大根」は……

川乃: 野菜の話になったので、最後に大根についてちょっと紹介させてください。

土肥: なんでしょうか?

川乃: コンビニでは大根をカットしたモノを売っていますよね。例えば「2分の1」にして。

土肥: コンビニだけでなく、スーパーや八百屋などでもよく見かけます。独り暮らしの人がよく買っているのでしょう。

川乃: 大根を2分の1にしたモノをくっつけてみてください。

土肥: へ?

川乃: 明らかに、平均的な大根の長さよりも短いんですよ。もちろん、すべてのコンビニのすべての大根がそうなっている、という話ではありません。

土肥: ということは、2分の1ではなく、3分の1ですか?

川乃: いや、平均的な大根よりも“短い品種のモノ”かもしれませんよ(苦笑)。おっと、これ以上話をすると、いろいろヤバそうなので、ここらでおしまいとさせてください。

土肥: ちょ、ちょっと待ってください。消えて大根はどこに行ったのですか? 川乃さん、消えないでーー。

(終わり)

なぜセブン-イレブンは“王者”であり続けるのか(前編)

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