銀座で“異変”! なぜ26歳の女性が、高級クラブのママになれたのか:仕事をしたら“銀座のママ”になった(前編)(3/7 ページ)
バブル崩壊後、銀座のクラブで破られなかった記録がある。それは「最年少」「最短」のママ。20年以上に渡って破られなかった記録が、ある女性によって更新されたのだ。銀座界隈で“異変”と呼ばれている女性に直撃したところ……。
24時間、仕事
土肥: 木下会長は「“てっぺん”をとるために努力を惜しんではいけない」といった話をされたそうですが、具体的にどういった努力をしていますか?
桃谷: 24時間、仕事ですね。
土肥: ホステスの仕事といえば、夜の7時くらいに店に顔を出して、お客と酒を飲んで、お疲れ〜といったイメージがありますが。
桃谷: 全く違いますね。「水商売をしている女性」と聞くと、多くの人は夕方に髪の毛をセットして、お客さまとお酒を飲みながらワイワイ騒いでおしまい、といったイメージがあるでしょう。確かに、そうした人もいるでしょうが、少なくとも銀座で働く女性は違います。そんなに甘い世界ではありません。
まず、新しい情報には敏感でなければいけません。新聞の人事欄には必ず目を通して、もしお客さまが異動になられたら、お花などを手配します。もちろん、人事欄だけでなく、経済ニュースはすべて読まなければいけません。
最近は、おいしい店を見つけることも、私たちの大事な仕事ですね。しかも“隠れ家的な店”でなければいけません。お客さまはおいしい店をたくさんご存じなので、新しい店で、おいしくて、隠れ家的でなければいけません。
土肥: 大変ですね。
桃谷: いえいえ、こんなのは大変なうちに入りません。例えば、「2週間後の火曜日に出張なんだよ。しかも、東京駅に朝の7時。困ったなあ」という話を聞いたら、何をしなければいけないと思いますか?
土肥: 行き先を聞いて、「えーっ! 広島に行かれるのですか? じゃあ、もみじ饅頭を買ってきてくださいよー」とねだる。甘いモノが苦手でもねだる。
桃谷: ドイさん……全くダメですね(笑)。
土肥: えっ、でも、ねだられて喜ぶ男性って多いような……。
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