「何を書いたらいいのか分からない」:売れる文章術(1/2 ページ)
「何をどういう順番で書いたらいいのか分からない」という人のために、穴埋め文章作成テンプレートを用意しました。これを使えば、相手を引き込み内容をきちんと理解してもらえる文章が書けるようになります。
集中連載「売れる文章術」について
本連載は中野巧著、書籍『売れる文章術』(フォレスト出版)から一部抜粋、編集しています。
文章というものは書くのに時間がかかり、面白い文章を書くには難しく、何を書いていいか分からないという人が少なくない。ビジネスにおける文章となると売り込まなくてはならない、読んでもらえない、自分の気持ちを文章にまとめられないなど、苦労しても売上げや集客につながらないなど悩みは尽きない。
この本では、
・売り込み文、あおり文に疑問を感じている人
・忙しくて、文章を書く時間がない人
・売上げ、集客など目標を達成したい人
・自分の文章スタイルを確立したい人
・自分らしい情報を発信していきたい人
などの書く苦しみから解消される文章作成法を紹介。
「共感されるセールス文章」が、あなたのビジネスにさらなる飛躍をもたらす。大手企業から教員、女子高生や小学生まで、簡単に文章が書けたという実績のあるノウハウをビジネス、つまり「売れる文章」の書き方に特化した内容です。
第四の落とし穴:何を書いたらいいのか分からない
Q:何をどういう順番(構成)で書いていいのか、まったく分かりません。
A:穴埋め文章作成テンプレート(型)を活用してください。
これまで紹介したように文章構成の重要性はご理解いただけたと思いますが、「でも、いったい何をどういう順番(構成)で書いていいの?」という人に、穴埋め文章作成テンプレート(型)を紹介します。
もちろん、テンプレートという型にハマらず、オリジナリティあふれる文章を書きたいという人もいると思いますが、このテンプレートは穴埋めするだけという、とてもシンプルなものでありながら自由度も高く、使う人によってバリエーション豊かな文章を書くことができます。
セールスレターというよりもブログやメルマガに向いている構成(型)なので、文章を書くことに慣れるためのステップとしてもご活用ください。
穴埋め文章作成テンプレート「Catch Me If You Can の法則」
経営コンサルタントである神田昌典氏の著書『全脳思考』(ダイヤモンド社)の中で紹介されている 60分間スピーチの型に、私が 10年間文章を書いてきた実践と経験によるアレンジを加え、新たな文章構成の型として創り上げたのが穴埋め文章作成テンプレート「Catch Me If You Can の法則」です。
この順番で文章構成をすることで、相手を引き込み、内容をしっかりと理解してもらえる文章が書けるようになります。
1.オープニング(つかみ)
ソーシャルメディア時代の到来により、共感される文章はあなたのビジネスを加速させる重要なスキルとなりました。
2.テーマ(主題)
今回は、穴埋めするだけで伝わる文章が書ける文章作成テンプレート(Catch Me If You Can の法則)をご紹介します。
3.ベネフィット(相手が得をすること)
このテンプレートを使うことで、文章が苦手な人でも相手の心をググッとつかむ反応率の高い文章が書けるようになります。
4.プレミス(自説)
なぜなら、私の 10年間の文章経験の中から反応の高かった文章構成の共通点を分析し、それらを穴埋めするだけのテンプレートに落とし込んでいるからです。
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