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8年ぶりの新商品は“緑のコーラ”、ターゲットは?:アジアでは日本が初(2/2 ページ)
日本コカ・コーラは3月9日に、新商品「コカ・コーラ ライフ」を発売する。「コカ・コーラ zero」以来8年ぶりの新商品となるが、どんな層を狙っていくのだろうか。
コカ・コーラの新しい選択肢を提供
1月26日よりオンエアとなっている新CMでは、コカ・コーラの歴史に焦点を当て、俳優の加山雄三氏やサッカーJ2横浜FC所属の三浦知良選手、水泳の北島康介選手らが登場。「コカ・コーラへの“キス”を計算してみると、日本人の4000万人が1カ月に一度になるが、これまで飲んでなかった人への“ファーストキス”のきっかけを提供したい」(コカ・コーラグループ統括部長アドリアーノ・トレス氏)。
Web上に画像をアップすることで広告ビジュアルと同じデザインのポスターを作成し、SNSなどでシェアできるユーザー参加型のCoke&Meを用意。東京メトロ新宿駅でイベント参加者の写真と広告スターが並ぶスペシャルグラフィックも2月1日まで展開中だ。
「日本の飲料市場全体の16%が炭酸飲料だが、28%が(炭酸飲料を)まったく飲んでない。一方で日本人の52%がカラダにいいモノを求めている。コカ・コーラの新しい選択肢を提供をしたい」(ブレット社長)。新商品の投入で、コンツアーボトル100周年を飾ることができるのか、注目が集まりそうだ。
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