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ハウステンボス内にできる「変なホテル」って、どんなところ?:ロボットが受付(2/2 ページ)
ハウステンボスは7月に、ローコスト化を図った宿泊施設「変なホテル」をオープンする。省エネルギー化や建設時の簡略化のほか、接客にロボットを導入。澤田秀雄社長は「世界で戦える生産性の高いホテル」とし、全世界での展開を見据えている。
売上3億5000万円を目指す
料金については、オークション形式のオープンプライス。シングルは7000〜1万4000円、ツインは9000〜1万4000円、トリプルが1万1000〜1万8000円の間を、1000円単位で希望料金を入力して予約する仕組み。仮予約は確定次第メールで知らされる。また、2015年5月にオープン予定の「健康レストラン」での朝食サービスやルームアップグレードを希望する際にはその料金が加算される。
予約は2015年2月1日10時よりWebサイト内の専用フォームで受け付ける。3月1日からは電話での予約も受け付ける。澤田社長は「設備投資費を回収してから価格を下げたいと考えている」と話した。
7月のオープン後は、第二期棟(地上2階建・72室)の建設に入り、2016年2月末に完成予定。ハウステンボスの早坂昌彦事業開発室長によると、初年度は5万4000人の宿泊客、売上3億5000万円を目指すという。2年後までに愛知県蒲郡市のレジャー施設「ラグーナテンボス」内への建設を経て、国内外での500〜1000軒の展開を見据える。
「変なホテル」というネーミングは、常に最新技術・サービスを取り入れて変化するという意味も込めて名付けられた。ロボットの導入により、セルフサービスとなっていることが宿泊客に受け入れられるかに注目が集まりそうだ。
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