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国内LCCで最速、ジェットスターの累積搭乗者数800万人を突破
格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは、2012年7月3日の就航から2015年3月14日までの累積搭乗者数が800万人を突破したことを明らかにした。
格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは、2012年7月3日の就航から2015年3月14日までの累積搭乗者数が800万人を突破したことを明らかにした。約2年9カ月での800万人達成は、国内LCCとしては最速のペース。「このまま順調に行けば、今年の9月ごろに1000万人の大台を突破できるのではないか」(同社)とみている。
オーストラリアの大手航空会社カンタス航空系列のLCCがジェットスター。そのカンタスグループと、日本航空、三菱商事の3社が共同出資し、日本を拠点とするジェットスター・ジャパンが就航した。同社は成田国際空港と関西国際空港に整備拠点を構え、20機体制で国内11都市・18路線を運航。また、2月28日からは初の国際線となる大阪(関西)―香港線の就航を開始し、国内・国際線合計で12都市・19路線となった。
競合のLCC、ピーチ・アビエーションは2月28日、2012年3月の就航から累計搭乗者数が800万人を突破したと発表した。3周年を目前に800万人を突破し、現在は14機の航空機で国内線10路線、国際線7路線の計17路線を運行している。
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