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VAIO Phoneの日本通信、業績下方修正で株価をさらに下げる
出荷予定を大幅に下回り、売上高の予想を12億3000万円、純利益を7億3000万円、それぞれ引き下げた。
日本通信は4月2日、2015年3月期の業績予想を下方修正した。売上高は従来予想から12億3000万円減となる50億円(前期比7%増)、当期純利益は7億3000万円減の4億円(同55%減)となる。
同社によれば、2014年12月に発売予定だったVAIO Phoneの開発が遅れ、出荷が2015年3月20日までずれ込み、出荷台数が予定を大幅に下回ったため。同社の株価は3月12日のVAIO Phoneの発表会を受けて急落していたが、今回の下方修正を受けて4月3日の株価も年初来安値となる410円まで売られている。
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