ひとり暮らしの社会人、63%が「今住んでいる部屋に不満あり」
あなたは今住んでいる部屋に不満を感じていますか? ひとり暮らしをしている社会人に聞いたところ、63.0%が「不満を感じている」と回答した。レオパレス21調べ。
あなたは今住んでいる部屋に不満を感じていますか? ひとり暮らしをしている社会人に聞いたところ、63.0%が「不満を感じている」と回答していることが、レオパレス21の調査で分かった。不満を感じている人のうち「今の部屋が不満で引越したいと考えたことがある」「既にその不満が理由で引越し先を決めた」という人は合わせて65.0%に達した。
今の部屋に不満を感じている人に、その理由を聞いたところ「間取り」(51.1%)がトップ。次いで「周囲の騒音などの住環境」(32.8%)、「住居が古い」(31.2%)と続いた。
一方、今の部屋に満足している人に、その理由を聞いたところ「交通の利便性」(54.1%)がトップ。次いで「間取り」(34.75)、「家賃負担が少ない」(32.9%)と続いた。
今住んでいる部屋の月々の家賃について、毎月の手取り収入の何割かを聞いたところ、平均は27%。「目安と言われている“手取り収入の3割”に近い結果となった」(レオパレス21)。また、現在の家賃についてどう考えているのかを尋ねると、「家賃をなるべく抑えて、貯蓄にまわしたい」(42.0%)と答えた人が最も多く、次いで「家賃をなるべく抑えて、趣味やファッションにお金をかけたい」(20.0%)。家賃をもっと抑えたい人は6割存在し、特に20代女性では7割近くが家賃をもっと抑えたいと回答した。
インターネットによる調査で、ひとり暮らしをしている社会人600人が回答した。調査期間は5月8日から10日まで。
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