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『マッサン』終了後、ウイスキーは売れている?:4月も好調(2/2 ページ)
2014年9月から2015年3月まで放送された、NHK連続テレビ小説『マッサン』。ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝をモデルにしたこともあって、ウイスキーの販売数は大幅に伸びていた。しかし、ドラマは3月末に終了。その後はどうなった……?
「ブラックニッカ」ブランドも好調
好調なのは「竹鶴」だけでなく、「ブラックニッカ」ブランドの販売数も伸びている。ブラックニッカ全体で2015年1〜4月は前年比124%で推移。内訳をみると、ブラックニッカ クリアが同119%、リッチブレンドが同236%という結果に。また、6月2日には新商品「ブラックニッカ ディープブレンド」を投入する。アルコール度数は45%と高めで、30〜40代の男性をターゲットにしているという。
ウイスキー人気は国内だけにとどまらず、海外でも好調だ。フランス、英国を中心にした欧州のほかに、米国、オーストラリアなどでも認知が高まっていて、2014年の輸出数量は前年比132%(10万箱:1箱=700ミリリットル×12本換算)と伸びている。
また、ニッカウヰスキーが製造する「竹鶴 21年ピュアモルト」など全8アイテムが、世界的な酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2015」において金賞を受賞。ニッカブランドのウイスキーが金賞を受賞するのは、8年連続となる。
『マッサン』終了でウイスキーブームも終わり……といった声も多かったが、仕事が終わってからの1杯、家に帰ってからの1杯という姿はなかなか消えなさそうだ。
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