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一流メジャーリーガーをも虜にするブルージェィズ・川崎のスゴさ赤坂8丁目発 スポーツ246(4/4 ページ)

あの男の人気は相変わらず健在のようだ。トロント・ブルージェイズの川崎宗則内野手のことである。川崎といえば“明るい”イメージがあるが、選手たちはどのように感じているのだろうか。

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川崎の超ポジティブシンキング

 そういえば先日、別のチームでありながらも“川崎魂”が受け継がれているなと感じさせられた出来事があった。ヤンキースのエスミル・ロジャース投手が6月13日、成績不振によってメジャー40人枠を外れ、マイナー傘下3Aのスクラントンに降格を命じられた。

 同僚の田中将大投手とも意気投合していた彼は明るい性格がグラウンド外のトレードマーク。実は川崎ともブルージェイズで2013年から2シーズンに渡って同じユニホームを着ており、その生き様を人知れず学びとっていた。それを示すようにロジャースは3A降格を言い渡された後、こう言って前を見据えたのである。

 「失望はしていない。長い人生では、こういうこともある。ここから必ず這(は)い上がってみせるよ。そう考えると楽しいじゃないか。もしムネだったら、そう思うはずだ。ベストを尽くして戦い続ける。ファイティングスピリットは失わないよ」

 他のメジャーリーガーたちにも大きく支持されている川崎の超ポジティブシンキング。多くの人が、共感を覚える部分があるはずだ。

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