夜勤の多い人は、特に気をつけて
結果として、夜間の労働者は黄体ホルモンとアンドロゲンの代謝物の平均量が高いレベルであることがわかりました。そして、夜間勤務の人はアンドロゲンのピーク時刻が遅れていることもわかったのです。
今回の研究で、夜間に働いている人は、性ホルモンのリズムが崩れてしまっていることが見えてきました。そのことが、がんのリスクが高まることと関連があると考えられるのです。
MYCODEトピックスでも以前に、夜勤で心臓病リスクが高くなる、という記事や、夜の光で乳がんにという記事をご紹介しましたが、体内時計の乱れは思っているよりずっと健康へのリスクが大きいのかもしれません。
夜勤の人だけでなく、いつも夜遅くまで起きている人は、喫煙や偏った食生活、運動不足など、特に気をつけていただきたいです。
編集部より:
本記事は自宅で遺伝子検査ができる「MYCODE(マイコード)」のサイト内で掲載している情報を転載したものです。
MYCODEトピックスでは、実は知らなかった意外な食事や健康法、気になる病気の新発見情報など、生活改善の最新ネタをお伝えしていきます。今日から始められるダイエットや病気の予防など、思わず人に話したくなる日々の生活改善のヒントをお届しています。
関連記事
- 蚊に刺されやすいかどうかは、生まれつき決まっているらしい
気温が上がってくると、やってくるのが虫、特に気になるのは「蚊」。みんなの中で刺されやすくていつも1人だけターゲットになっている人いませんか。刺されやすい人は生まれつき決まっているのかも……。 - 最も不健康なのは運動不足や喫煙ではなく……「1人ぼっち」!?
健康的に長生きする方法、それは禁煙だったり、食生活だったり、運動だったり、たくさんあります。でも、もっと大切な健康法があるって知っていましたか? - 日本人だけが「のり」を消化できるってホント?
腸内細菌は食べ物を消化しビタミンを作るだけでなく、免疫力もアップする働きがあると言われています。中でも、のりなどの海藻類を消化する酵素をもつ腸内細菌が日本人にのみ発見されたと、遺伝子の研究から明らかになりました。
関連リンク
Copyright© DeNA Life Science, Inc. All Rights Reserved.