J-フォン,KDDIを抜く──3月事業者別契約者速報好調なJ-フォンが,契約者数でついにKDDIを逆転。KDDIは第3世代携帯電話投入直前にして,第3位に転落した。ただしその差はわずかだ。
電気通信事業者協会(TCA)は4月5日,ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2002年3月の契約数を発表した。それによると,この1カ月間で携帯電話契約数は111万9900増えて,6912万600。
今回,ついにJ-フォンがKDDI(auグループ)の契約者数を抜き,NTTドコモに続く業界2位の座に躍り出た。ただし,その差はわずかに1万7800。KDDIは4月から第3世代携帯電話を4機種一斉に投入してきており(3月11日の記事参照),今後も両キャリアの戦いは熾烈を極めそうだ。 ちなみに3月末の段階で,J-フォンのパケット対応端末「51シリーズ」の契約台数は11万5000。対して,KDDIのGPSケータイ(ムービーケータイ含む)の契約台数は65万4700となっている。
「3月末には15万契約」を目標と掲げていたFOMAは,この1カ月で3万3700増えて8万9400契約に留まった。4月から全国展開を始めるFOMAだが,当初の目標値も約半数しか達成できなかっただけに,今後の展開が注目される。
PHSは変わらずケイ・オプティコム好調PHSは2万400の微増。各社わずかながら契約者を増やしている。変わらず,目を引くのはアステルグループ関西地区のケイ・オプティコムだ。3月も1万2400の純増を果たした(4月4日の記事参照)。
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