Mobile:NEWS 2002年6月17日 10:59 PM 更新

EZアワードの最優秀賞はムービー作品「携帯の中」

KDDIとデジタルハリウッドの共催によるauケータイ向けコンテンツのコンテスト「EZアワード」。最優秀賞には「ケータイの中はユニークな生物が動かしている」というコンセプトのムービー「携帯の中」が受賞した

 KDDIとデジタルハリウッドの共催による携帯コンテンツコンテスト「EZアワード」の最優秀賞、優秀賞が発表された。応募総数435件のうち294作品がムービー作品。「プログラミングはできなくてもムービーなら応募できる」という身近さが受けて、多数の応募に至ったようだとデジタルハリウッドPR事務局の池田克彦氏は分析する。

 審査委員長はデジタルハリウッドの杉山知之学校長、副委員長はKDDIの小野寺正社長が務め、会場には審査に参加した脚本家の鎌田敏夫氏も顔を見せた。

 既に最優秀賞、優秀賞以外の賞の受賞者は決定しており(6月10日の記事参照)、この中から頂点に立つコンテンツが選ばれることになる。

 最優秀賞を受賞したのはムービー作品「携帯の中」でカシオ計算機賞を受賞したウエダ氏。携帯電話の鳴動をユニークな生物が仕切っている様子を15秒のアニメ作品にしたものだ。氏は別の作品「サッカー」で東芝賞も受賞しており、トリプル受賞を果たした。「サッカー」は「携帯の中」のかわいらしい感じとはうってかわってクールなムービー作品。芸風の広さを伺わせる。ウエダ氏はクリエーターとしてアルバイト中といい、今後の活躍が期待される。


最優秀賞を受賞したウエダ氏


最優秀賞受賞作「携帯の中」(左)と東芝賞の「サッカー」(右)

 優秀賞は、ムービー作品「ピース♪」のnaggy工房氏とスケートボードゲームアプリ「SRAS EZ」を開発したSurfvey氏が受賞。naggy工房氏の作品は、ケータイ用ムービーを作成するまでの過程を早回しで紹介、最後に完成したムービーを見せるというもの。「ムービーを15秒におさめるのに苦労しました」(naggy工房氏)。Surfvey氏は自身の趣味であるスケートボードのゲームを開発、今後もエクストリーム系スポーツのアプリを開発したいという。「アプリ部門は応募が少なくてラッキー」(Surfvey氏)と本音もちらり。


優秀賞2タイトル。SRAS EZ(左)とピース♪(右)


優秀賞を受賞したSurfvey氏(左)とnaggy工房氏(右)


審査委員長を務めたデジタルハリウッドの杉山氏(左)、審査員を務めた脚本家の鎌田敏夫氏(右)

 今回のコンテストでは、ムービーの応募が294作品あったにも関わらずダブル受賞が出るなど、クオリティの面でかなり差が出たようだ。審査委員長を務めたデジタルハリウッドの杉山校長は「15秒という短い時間の中で、心を動かされる何かがあるかどうか」が当落の分かれ目になったという。「今回は初めてのコンテストなので、一発芸的なインパクトを持つ作品が選考に残る傾向があったが、優秀賞を受賞したnaggy工房氏の作品は違うアプローチで新鮮だった」とも。「インパクト勝負とは違ったアプローチで心を動かす作品が出てくると、面白くなってくる」と、今後の作品への期待を語った。

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[後藤祥子, ITmedia]

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