Mobile:NEWS 2003年10月6日 03:16 PM 更新

au、新機種6モデル発表 ヒトナビ付き、200万画素、FMラジオ、そして「INFOBAR」

KDDIの新機種は、カーナビのように常に自分の位置を表示しながら目的地に案内してくれる「EZナビウォーク」を搭載。QVGA液晶、メガピクセルカメラをほぼ標準装備したほか、オートフォーカス対応200万画素カメラモデルや、FMラジオ搭載機も用意する。さらに約2年半前に発表したバータイプのデザインモック、「INFOBAR」が商品化される。

 KDDIは10月6日、au携帯電話の新機種6モデルを発表した。それぞれ独自の機能を持った個性的な端末で、機能を強化した端末以外に、デザインに特化したものも準備されている。

→詳細記事

 INFOBARを除く、すべての端末がQVGA液晶に対応。3機種用意されるA5500シリーズでは、Qualcomm製新チップMSM6100を搭載し、BREW2.1に対応。「カーナビのように常に自分の位置を表示しながら、目的地に案内してくれるEZナビウォーク」(プロダクト統括部長の牧俊夫氏)を利用できる。

機種名メーカーEZナビウォーク画素数特記発売日
A5501T東芝100万動画テレビ出力可能、miniSDカード10月下旬
A5502K京セラ100万+11万回転型、miniSDカード2004年1月
A5503SA三洋31万FMラジオ搭載12月上旬
A5403CAカシオ200万オートフォーカス対応、miniSDカード、USBクレードル12月上旬
A5404Sソニー・エリ130万メモリースティックDuo、録画した番組を閲覧可12月上旬

 またプロダクトデザイナー、深澤直人氏とのコラボレーションにより生まれた端末は、通常の型番とは異なる「INFOBAR」の名称を与えられた。これは、2年半前に発表されたデザインモックを、姿をそのままに市販化したもの。マグネシウム合金を使用し、厚さ11ミリ、重さ87グラムのストレートタイプで、31万画素のライト付きCCDカメラを備えるほか、GPS機能やBREWにも対応している。11月初旬から発売する。


メガピクセルカメラとQVGA液晶を備え、EZナビウォークに対応した「A5501T」(左)と、リボルバースタイルを継承しながら、メガピクセルカメラ+キセノンフラッシュを搭載し、EZナビウォークでは唯一地磁気センサー(電子コンパス)も搭載する「A5502K」


オートフォーカス機能付き200万画素カメラを搭載した「A5403CA」(左)と、FMラジオ機能やEZナビウォークなどにも対応しながら、20ミリという薄さを実現した「A5503SA」(右)


130万画素カメラ付きのソニー・エリクソン端末「A5403S」(左)と、機能も十分に備えたデザインケータイ「INFOBAR」

→詳細記事



関連記事
▼ 「このデザインで半歩先を行く」〜INFOBAR
マグネシウム合金ボディにタイルキーを配置。厚さ11ミリ、重さ87グラムというスタイリッシュなストレート端末は、デザイン性がウリだ。カメラ付きでアプリおよびGPS対応など機能も削られていない。

▼ 携帯に200万画素のオートフォーカスカメラ〜「A5403CA」
携帯カメラも200万画素に突入──。12月初旬に発売予定のカシオ製端末には、ついに200万画素CCDカメラが搭載された。クレードルに乗せてPCにつなげば、端末内の写真を自動取り込みできる。

▼ ナビタイム、歩行者ナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に技術提供
ナビタイムジャパンは、今秋よりKDDIが提供する標準ナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に技術提供を行うと発表。10月以降に順次投入されるKDDIのGPS搭載端末向けにシステムの開発、運営を行う。

▼ KDDI、FMチューナー内蔵携帯〜FM53社と協同で
KDDIは年内にFMチューナー内蔵携帯電話を発売する。ラジオで流れている楽曲名をその場で確認できるほか、着メロや着うたをダウンロードすることもできる。全国のFM主要局53社は、端末発売に合わせて携帯サイトを構築。通信と放送の融合サービスを展開する。

▼ KDDIが考える“石ころ”型携帯
携帯電話に詰め込まれた技術は急速に進歩したが、逆にデザインはどれも似通ったものになってきてしまった。KDDIは“技術の粋を集めた”デザインではなく、個性的で魅力的なデザインのイメージモックを展示した。

▼ 見えてきたKDDIの“秋以降”
いち早くパケット代の低下を図ったKDDIは、トラフィック増と共に有料コンテンツの利用も増加。EV-DOに向けて、さらなるパケット代の値下げを進めると共に、好調な着メロに音質面でテコ入れを行う。秋にはBREW2.1端末を3〜4機種投入し、アプリプラットフォームの転換を図る。

▼ 次期BREW端末はQVGA液晶、ARM9コア〜KDDI高橋氏
WIRELESS JAPANの講演で、KDDIがこの秋に予定している端末の姿の一端が明らかになった。ARM9コアのチップを使い高速化を果たすと共に、BREW2.1を搭載。液晶もQVGA化して、GPSを使ったナビゲーション機能の強化も図るという。

▼ Qualcomm、ARM9コアの「MSM6100」をデモ
この冬、au端末のCPUスピードが大幅に向上しそうだ。WIRELESS JAPANでは、冬のau端末に搭載予定のベースバンドチップ「MSM6000シリーズ」のデモを見ることができる。

▼ ドコモ&KDDI 2003年後半ロードマップ
ドコモやKDDIは今年後半にどのような端末を計画しているのか。断片的な情報を整理して、まとめてみた。


関連リンク
▼ ニュースリリース

[斎藤健二, ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.



モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!