Mobile:NEWS 2003年7月24日 00:16 AM 更新

ドコモ&KDDI 2003年後半ロードマップ

ドコモやKDDIは今年後半にどのような端末を計画しているのか。断片的な情報を整理して、まとめてみた。

 ドコモの505iシリーズも、あと1機種「P505i」を残すのみ(7月18日の記事参照)。auの夏モデルも8月1日に出る三洋電機の「A1303SA」で出そろう(7月17日の記事参照)。そろそろ次の端末群が気になってくるころだ。これまでに明かされた情報を元に、年末にかけての端末を予想してみよう。

252iシリーズ、505iSシリーズ

 近々の登場が予想されるのが、ドコモのカメラ付きスタンダードシリーズ「252i」シリーズ。既に三菱電機製の「D252i」が6月20日付でJATEの認定を取得している。252iはシリーズとしては大きなアップグレードはないようだ。カメラ付きの普及機という位置づけとなる。

 年末の発売を予定しているのが「505iSシリーズ」。詳細は不明だが、各社メガピクセル以上のカメラ搭載を狙ってくるもようだ。“iS”だけに、基本機能は505iシリーズを引き継ぐが、非接触ICチップ(2002年9月の記事参照)などコマース系の隠し球が搭載される可能性もある。またメーカーによっては、ヒンジなどの形状部分から見直しをかけてくるところもあるようだ。

 年を明けた2004年1月に予定されているのが、“505iを機能で超える”とされるFOMA(7月17日の記事参照)。カメラによるQRコード対応コード読み取りに全機種が対応することなどが明かされている(6月11日の記事参照)。テレビ電話も全機種が対応となる(6月16日の記事参照)。予想だが、QVGA液晶、メガピクセルカメラ、外部メモリカードの搭載はまず間違いないところだろう。

 ドコモは、今年の4月に「2004年3月までに合計10機種を開発」としており、現在のところ7機種が発表された。2004年3月までに、シャープと三菱電機もFOMA端末を開発する予定になっている(4月23日の記事参照)。

 2004年の春から夏にかけては、「506iシリーズ」が投入されることが決まってる。ただし、この時点ではドコモ端末の主力はFOMAに移っており、506iでは抜本的な進化は期待できない。現在505iは6メーカーが製造しているが、506iは出さないメーカーもあるという。

 2004年の春からは、技術的なトレンドリーダーがこれまでの50xシリーズからFOMAに移行するのは間違いない。

BREW2.1端末か、EV-DO端末か

 KDDIは、この秋を目処に、(1)BREW2.1端末 (2)EV-DO対応音声端末 を投入する。予定されているベースバンドチップの違いから、この2機種は別個の端末となる可能性が高い。

 BREW2.1端末は、ダイレクトコンバージョン方式のRFと最大146MHzで動作するARM9ベースのCPUコアを持つMSM6100チップを搭載(7月16日の記事参照)。QVGA液晶を備えるとされている(7月18日の記事参照)。

 全BREW2.1端末とは限らないが、GPS機能を高度化したマンナビゲーション機能も搭載する予定だ。これまでサーバアシスト型だけだったgpsOneに、MS-ベースドと呼ばれる半自立測位方式を追加し、数秒に1回の測位を行えるようにする(2002年8月の記事参照)。さらに「C3003P」以来、搭載例のなかった地磁気センサー(電子式方位磁石、2002年2月の記事参照)も搭載し、あたかもカーナビのようにルートを案内してくれる機能を目指す。

 同じく、秋と言われているのが、データ専用高速通信サービス「CDMA2000 1x EV-DO」端末の投入だ。4月30日から試験サービスを始めており(3月28日の記事参照)、6カ月後の10月30日が1つの目処と思われる。

 EV-DO端末は、現在のCDMA2000 1xと同じ800MHz帯でのサービスとなり、試験サービスとは異なり、音声端末での提供が予定されている。ベースバンドチップには、MSM5500が搭載されるもようで、CDMA2000 1xとEV-DOのデュアルモードとなる。

 EV-DOの通信料金は、FOMAやVodafoneより安いとだけ言われており、詳細は未定。ただし、「パケ割」のようなオプションプランではなく、「EZwebmulti」のようなEV-DO専用の契約形態ができる可能性が高い。EV-DOエリアかどうかを問わず、一律の安価なパケット通信料金が適用される予定だ(2002年7月の記事参照)。



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[斎藤健二, ITmedia]

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