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年内を目処に「海外でそのまま使えるFOMA」を~ドコモ
ドコモは、海外でもそのまま使えるW-CDMAとGSMのデュアル端末を年内を目処に発売する計画だ。端末の名称は「90xiG」になるという。
ドコモは、GSM圏の海外でもそのまま使えるW-CDMA/GSMのデュアル端末「90xiG」を年内を目処に発売する計画であることを明らかにした。ただし、メーカーやスペックなどの詳細は未定としている。また通信方式は、9600bpsから最大115kbpsのデータ通信速度をサポートする「GPRS対応になる見込み」(ドコモ)だという。
“海外でそのまま使える”携帯電話のサービスは、ボーダフォンが同社の3Gサービス「Vodafone Global Standard」で音声通話とパケットの国際ローミングサービスを提供中。W-CDMA/GSMのデュアル端末として「V801SA」「V801SH(4月上旬発売予定)」(2月2日の記事参照)の2モデルをラインアップしている。
auも、韓国、アメリカ(本土とハワイ、グアム、サイパン)、カナダ、オーストラリア、中国(香港)、ニュージーランド、台湾、タイのCDMA圏で音声通話が可能なグローバルパスポート端末をリリース、5月には韓国との間でパケットローミングも開始する(3月17日の記事参照)。
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