ニュース
富士通と三菱、共同開発を検討~SymbianベースのFOMA開発で
富士通と三菱電機は、Symbian OSベースのFOMA開発について、共同開発を視野に入れた開発協業を検討していると発表した。
富士通と三菱電機は、Symbian OSベースのFOMA開発について、共同開発を視野に入れた開発協業を検討していると発表した。
FOMA対応の高機能OSが、Symbian OSと、Linuxの2つに進みつつある中、端末開発期間を短くし、競争力のある商品を早期に市場投入するのが目的。
検討スケジュールや内容については今後、両者間で詰めるとしている。
advertisement
「(今回の協業では)PCに例えると、プラットフォームをどう作ったらいいのか、というのを検討するイメージ。端末は独自で作って独自で売る」(三菱電機)
富士通はFOMA開発において、「F2051」を皮切りに「F2102V」、「F900i」でSymbian OSを採用するなど、開発実績がある。
端末開発の協業はこれまでも、カシオ計算機と日立、松下とNEC、東芝と三菱電機、ソニーとEricssonなどの例がある。
関連記事
- auブランドでシェアNO.1を~カシオと日立、端末を共同開発
多機能化が著しく、市場投入ペースも加速する一方の携帯電話市場。カシオと日立は携帯電話開発の効率化を目的に合弁会社を設立。共同でプラットフォーム開発を行う。 - 松下とNEC,携帯電話端末開発で提携――焦点はソフトウェア
携帯電話のソフトウェア開発は,もはや1社では困難な状況になっている。松下とNECは世界市場へのさらなる進出も視野に入れ,携帯電話の端末開発で提携する。 - 「携帯分野のWintelを目指す」──東芝と三菱,3G携帯で開発提携
東芝と三菱電機は,第3世代携帯電話の開発について提携する。端末の開発にあたり,人的,技術的リソースを互いに補完するとし,次世代携帯電話のデファクトスタンダードを目指す。 - ソニーとEricsson,携帯電話端末事業統合へ
携帯電話端末事業の統合について,ソニーとEricssonが合弁会社設立を正式に発表した。新会社の社長にはソニーの井原勝美執行役員上席常務が就任する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.