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ソフトバンク、1.7GHz/W-CDMAで実験局免許申請
ソフトバンクは、総務省にW-CDMAの実験局免許を申請した。帯域は1.7GHz帯を利用。EricssonやNortelも実験に参加する。
ソフトバンクは、総務省に携帯電話の実験局免許を申請した。1.7GHz帯を利用し、通信方式にはW-CDMAを採用する。
同社はかつて、CDMA2000とTD-CDMAの実験局免許を取得して実験を行っていた(2004年12月27日の記事参照)。その後、FDD方式のCDMA技術で携帯参入を表明。今回はCDMA2000ではなく、W-CDMAでの申請となった。
同社はTD-CDMAの実験も平行して進めている(4月4日の記事参照)。しかし、「W-CDMAは音声サービス用。TD-CDMAは高速データ通信向け」(ソフトバンク広報)と目的を分ける。
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実験は、免許が下り次第6月にも開始する予定。期間は1年。「スウェーデンのEricssonや加Nortel、そのほかの企業も実験に参加する」(同社)としており、これら企業とソフトバンクとの連携が予想される。
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