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ドコモが韓国2位の携帯キャリアに出資との報道
NTTドコモが、韓KTFに600億~700億円出資するとの報道があった。ドコモによれば「交渉しているのは事実」。
NTTドコモが、韓国の携帯キャリアであるKTFに出資するとの報道があった。14日に、日経新聞が報じた。
5億~6億ドル(約600億~約720億円)を出資し、出資比率は約10%になるとの内容。KTFの発行済み株式のうち48.7%を所有する韓国大手通信事業者、KTから株式を買い取る方向だという。ドコモ広報部では「交渉しているのは事実だが、何も決まっていない」とコメントしている。
KTFは、韓国内でSK Telecomに次ぐシェアを持つ携帯キャリア(2004年11月18日の記事参照)。W-CDMA方式のサービスを提供しており、7月からはドコモのネットワークと国際ローミングも実施している(7月20日の記事参照)。
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ドコモはこのところ、タワーレコード筆頭株主になるなど企業への出資が目立っている(関連記事その1、その2、その3)。
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