ニュース
ウィルコム、W-OAM対応「W-SIM」搭載の音声端末「9(nine)」を12月中旬発売
ウィルコムは10月18日に開幕した「WPC TOKYO 2006」のMobileXStyle!パビリオンで、WILLCOM SIM STYLEに対応したケーイーエス製の音声端末「9(nine)」を展示している。
ウィルコムは10月18日に開幕した「WPC TOKYO 2006」のMobileXStyle!パビリオンで、WILLCOM SIM STYLEに対応した音声端末「9(nine)」を展示している。ケーイーエス製で、厚さ11.5ミリ、重さ約67グラム。挿抜可能な通信モジュール「W-SIM」に対応している。
標準セットには高度化通信規格「W-OAM」対応の「W-SIM」が同梱されるため、対応エリア内であれば、4xパケット通信で最大204kbpsでブラウジングやメールを使用できるのが大きな特徴だ。
ディスプレイは2.0インチQVGA TFT液晶で、連続待受時間は約500時間、連続通話時間は約5.5時間となる。W-OAM対応W-SIM装着時のみの機能として、リモートロック、通話中着信通知に対応。モデム通信機能や国際ローミングには対応しておらず、メモリカードスロットやカメラは搭載されていない。
advertisement
なお、9(nine)は12月中旬の発売を予定している。新規価格はW-OAM対応W-SIM同梱セットが1万5500円、端末のみが2万円。W-OAM対応W-SIM単体での発売も行われ(10月18日の記事参照)、機種変更の価格は未定となっている。
製品名 | 9(nine、型番は「WS009KE」) |
---|---|
サイズ | 40×124×11.5ミリ(突起部除く) |
重さ | 約67グラム(バッテリー装着時、W-SIM除く) |
連続通話時間 | 約5.5時間 |
連続待ち受け時間 | 約500時間 |
カラーバリエーション | ホワイト、ブラック |
ディスプレイ | 2.0インチQVGA TFT液晶 |
その他 | Eメール、ライトメール、フルブラウザ(NetFront)、安全運転モード、留守番電話機能、停波モード、電卓機能、メモ帳機能、カレンダー機能、アラーム機能、予測変換、USB充電、リモートロック(※W-OAM対応W-SIM装着時のみ)、通話中着信通知(※W-OAM対応W-SIM装着時のみ) |
関連記事
ウィルコム、SIM STYLE対応のデータ通信カード「WS008HA」を発売
ウィルコムは、W-SIMに対応したExpressCard/34対応のデータ通信カード「WS008HA」を発売する。11月16日から。12月中旬に発売予定のW-OAM対応W-SIMも利用できる。ウィルコム、W-OAM対応のW-SIMを発売──12月中旬から
ウィルコムは、高度化通信企画の「W-OAM」に対応したW-SIMを12月中旬から発売する。本日から東京ビッグサイトで開幕した「WPC TOKYO 2006」に先行出展する。- ウィルコム定額プランですべてのPHSへの通話が定額に──“070定額”へ
ウィルコムは10月20日から、「ウィルコム定額プラン」の無料通話先をウィルコム以外のPHS事業者を含むすべての070番号へ拡大する。12月1日からは固定電話や携帯への通話も安価になるオプションも導入予定だ。 ウィルコムの高度化PHS「W-OAM」端末群、発売日決定
ウィルコムは、高度化PHS規格「W-OAM」に対応した端末3機種の発売日を発表した。2月23日から随時リリース予定。ウィルコム、W-SIMの今後を語る
PHS MoU Group総会では、撤退が続く国内PHS市場で、ウィルコムが携帯3キャリアに互して戦っていることがアピールされた。W-SIMの今後についても構想が披露された。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.