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写真で解説する「WX320T」
東芝のウィルコム向けW-OAM端末「WX320T」は、アンテナ内蔵のラウンドフォルムデザインに使いやすい「でかキー」を持ち、赤外線ポートや大容量電池パックを搭載するユーザーフレンドリーなPHSだ。
「WX320T」は、東芝が約6年ぶりに手がけるPHS端末だ。過去の東芝製PHS端末(音声向け)は、「Carrots」(キャロッツ)というブランド名でリリースされていた。WX320Tは製品名に“Carrots”が付くわけではないが、発表会ではウィルコム・東芝ともCarrotsブランドの復活をうたっており、Carrotsロゴが入った壁紙などの内蔵コンテンツをプリセットしている。
サイズは約50(幅)×97(高さ)×21(厚さ)ミリ、重さが約120グラムと、スリム化・軽量化が進む昨今の携帯端末の中ではやや大ぶり。しかし、手になじむラウンドフォルムのおかげか、実際に手にしてみるとさほど大きさは感じない。アンテナを内蔵しホイップアンテナを廃するなど、すっきりとしたデザインの持ちやすく使いやすい端末に仕上がっている。
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