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「N900iG」のソフト更新開始、中国・上海で再起動する不具合を解消
NTTドコモがW-CDMA/GSMデュアル端末「N900iG」のソフトウェアアップデートを開始した。中国・上海の一部エリアで利用すると再起動してしまう不具合を解消する。
NTTドコモは11月19日、NEC製のW-CDMA/GSMのデュアル端末「N900iG」のソフトウェアアップデートを開始した。対象台数は、一般販売された約9万2500台とレンタル目的で出荷された約8万台の合計約17万2500台(11月7日時点)。
今回のアップデートでは、N900iGを中国・上海の一部エリアで利用した際に、現地の電波状況によって端末が再起動してしまう不具合を解消する。ドコモによると「現地オペレーターの設備から発生している信号が影響し、端末が再起動する恐れがある」という。
ソフトウェア更新には、アップデータのダウンロードとソフトの書換に約5~16分程度の時間が必要。その間、端末を利用することはできない。ソフトウェア更新は、待受画面から「メニュー」→「各種設定」→「その他」→「ソフトウェア更新」を選択して行う。更新期間は2007年11月19日から2008年11月30日まで。
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