中国旅行はスマートフォンがサポート――高電社「トラベルウォーカー 中国」
高電社は、Windows Mobileを搭載したスマートフォンやPDAで動作する旅行会話文例集「トラベルウォーカー 中国」を発売した。中国語での旅行会話を中心に、主要都市の地名や駅名、グルメ辞典を収録した。
高電社は12月7日、中国旅行に特化した会話文例集「トラベルウォーカー 中国」を発売した。Windows Mobileを搭載したスマートフォンやPDAで動作し、ウィルコムの「W-ZERO3」シリーズ、ソフトバンクモバイルの「X01HT」「X02HT」、NTTドコモの「hTc z」、イー・モバイルの「EM・ONE」に対応する。ソフトは256MバイトのmicroSDで提供され、アプリを本体へインストールして利用する。製品にはリカバリ用のCD-ROMも付属する。価格は1万2800円。
トラベルウォーカー 中国は、中国への旅行でよく使われる約2700の文例を収録した会話文例集。空港やホテル、食事、観光、買い物など、場面ごとに会話を探すことができ、北京語とピンイン(中国語の発音記号)の表示と音声ファイルによる読み上げが行える。一部の文例では会話内の名詞を自分で入力することができ、シチュエーションにあった会話にカスタマイズできる。
北京語の漢字表記は、北京や上海などの中国大陸で使用されている簡体字と、香港や台湾などで利用されている繁体字の切り替えが可能。また、北京、上海、香港、台湾など主要都市の地名や駅名、有名レストラン・ホテル、観光名所の固有名詞を1500以上収録した。
さらに、約800点におよぶ中国料理を紹介するグルメ辞典機能も内蔵。前菜、スープ、肉、魚介、面、点心・デザートなどジャンルごと調べられ、代表的な料理は写真入りで紹介している。そのほか、中国語ミニ辞典とWindows Mobileの「メモ」を利用する手書き機能を搭載した。
対応環境は、OSがWindows Mobile 2003/2003 Second Edition/5.0/6 Standard/6 Classic/6 Professional。必要な空きメモリーはアプリ保存用が約25Mバイト以上、実行用が約10Mバイト。microSDカードスロット(miniSD/SDカードスロットアダプター可)が必要となる。
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