“携帯メールの両手入力”は若さの証?
アイシェアが、ケータイメールの入力に関する意識調査の結果を発表。ケータイメールの文字入力方法は「片手で入力」が8割近くを占め、「両手」の2割を大きく上回った。両手入力の割合は男性に比べて女性の方が若干高く、また若い年代ほど比率が高くなっている。
アイシェアは8月5日、「メール入力に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月18日から同22日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に行ったもので、有効回答数は433人。
同調査によれば、回答者の利用携帯電話端末は「テンキー:折りたたみ」が全体の80.1%と主流で、その他は「テンキー:スライド」が12.0%、「テンキー:ストレート」「フルキーボード」「タッチパネル」はいずれも数%程度だった。
携帯電話でメールする際の文字入力方法は「片手で入力」が76.7%、「両手」が22.9%だった。「両手」の割合は、男性の18.9%に対し女性は24.9%と女性の方が高く、年代別では40代が13.8%、30代が19.3%、20代が28.7%、10代が32.6%と若い年代ほど高くなっている。
一度のメールで入力する文字数は、平均「10文字~30文字未満」が27.4%、「30文字~50文字未満」が26.0%。上位2つをあわせると53.4%と、半数以上が「10文字~50文字未満」となった。そのほか「200文字以上」が13.9%、「100文字~200文字未満」が11.1%、「70文字~100文字未満」が9.7%だった。
男女別では、男性より女性の方が文字数が多く、男性は「10文字~50文字未満」が64.4%なのに対し、女性は47.7%と半数以下となった。また女性は「200文字以上」が16.8%と、男性の8.2%の倍になっている。
年代別では、「10文字~50文字未満」の割合は10代が65.1%で最多。20代が55.7%、30代が47.0%、40代が58.5%で、若い年代ほど、短いメールが多いようだという。また「200文字以上」と長いメールは20代で18.0%と他の年代より多い。平均入力文字数別に入力方法を見ると、「10文字~50文字未満」や「200文字以上」ではほとんどが「片手」だが、「50文字~70文字未満」「70文字~100文字未満」では3割強が「両手」という結果となった。
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