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ドコモも秋冬モデルでタッチパネルケータイ投入――ドコモの山田社長
決算会見に登壇したドコモの山田隆持社長が、秋冬モデルのサービスと端末に言及。「今回はフルモデルチェンジする」と自信を見せ、タッチパネルケータイを投入することも明らかにした。
10月31日、2009年3月期の中間決算の会見に登壇したNTTドコモの山田隆持社長が、11月5日に発表するとみられる同社の秋冬モデルに言及した。
端末販売が冷え込む中、ユーザーに“買い替えたいと思ってもらえる価値がある端末”の投入を目指すとし、秋冬モデルをフルモデルチェンジするとともに、「(同社のエージェントサービスを指すと思われる)iコンシェルやタッチパネルなどの魅力的な端末をそろえる」(山田氏)と自信を見せた。
ドコモの秋冬モデルは、従来の70xiシリーズ、90xiシリーズという分類から、機能やデザインで分けた4分類に変わるといわれており、搭載する機能については、山田氏がACCESSの年次イベントの基調講演で、「秋冬モデルにエージェント機能を搭載する」と明言している。
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タッチパネル端末については、HTCが同社の「Touch Diamond」と「Touch Pro」をドコモに提供すると発表しているが、秋冬モデルのタッチパネル端末がこの端末を指すのか、他メーカーから別の端末が登場するのかなどの詳細については明かされなかった。
ケータイキャリアの秋冬モデルはすでに、au、ソフトバンクモバイル、ウィルコムが発表を終えており、auが携帯向けエージェントサービスの提供、ソフトバンクモバイルがタッチパネルケータイ4機種の投入を発表している。
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