写真で解説する「E.T.」(H12HW)
コンパクトなストレート形状を採用したイー・モバイルのベーシックなモデル「E.T.」(H12HW)は、HSDPAの高速通信やGSMローミング、Bluetoothが利用できるグローバル端末だ。前モデル「H11HW」からの変更点を中心にチェックした。
Huawei製の「E.T.」(H12HW)は、シンプルなストレート形状が特徴的な音声端末だ。「E.T.」は“EMOBILE TALK”の略称で、2台目として手頃な料金で長時間通話をしたいユーザーに訴求する。
前モデル「H11HW」からの主な改善点は、(1)QVGA(240×320ピクセル)サイズの2.2インチ液晶を搭載(H11HWのディスプレイは176×220ピクセルの2インチ) (2)中国語の表示と文字入力が可能 (3)ゼロインストール対応のモデム機能 (4)国際ローミングに対応 の4点。
E.T.(H12HW)は“シンプルケータイ”という位置付けだが、下り最大3.6MbpsのHSDPAや、最大17カ国と地域の国際ローミング(2008年11月6日現在)、microSD(最大2Gバイト)、Bluetooth、テレビ電話、200万画素CMOSカメラに対応するなど、現在のトレンドといえる機能はサポートしている。言語は日本語と英語に加え、中国語(簡体字、繁体字)も利用できるようになり、3カ国語でのメニュー表示や文字入力、サイト閲覧が可能。
付属のUSBケーブルや、BluetoothでワイヤレスにPCと接続してモデム通信できるのはもちろん、CD-ROMを使わずに、USB接続するだけで簡単にセットアップできる「ゼロインストール」にも対応する。なお、E.T.(H12HW)は海外で発売中のモデルがベースとなっている。SIMロックはかけられていない。
イー・モバイルのインターネットサービス「EMnet」にも対応し、Webブラウザや、絵文字対応のメール、SMSも利用できる。
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