ニュース

“クルマの通信”をテーマにした展示会「国際自動車通信技術展」、2009年6月30日~7月2日開催

国際自動車通信技術展実行委員会は12月18日、自動車の通信をテーマにした展示会「国際自動車通信技術展」を開催すると発表した。会期は2009年6月30日から7月2日。会場は幕張メッセ。


国際自動車通信技術展

 国際自動車通信技術展実行委員会が12月18日、「クルマの通信」をテーマに、新たなサービスやビジネスの創造を目指す第1回国際自動車通信技術展を開催すると発表した。会場は千葉県千葉市・幕張メッセで、会期は2009年6月30日から7月2日までの3日間。

 大容量化が進む「自動車内のデータ通信」およびLTE(Long Term Evolution)や広帯域無線アクセスなども含めた「車外のワイヤレス通信」を中心に、EV(電気自動車)やプラグインハイブリッド車の登場で変貌が予想されるロードサイドのインフラやビジネスに関わる技術やサービスなどにも着目。自動車通信の進化によって生まれうる新しいビジネスに関連する幅広い関係者の交流の場とする。

 出展対象となるのは、通信・放送事業者、サービス・コンテンツプロバイダ、電機/電子部品メーカー、自動車部品/用品メーカー、システムインテグレーター、設計・開発支援サービスサプライヤー、通信機器メーカー・サプライヤーなど。来場対象としては自動車メーカーや自動車部品/用品メーカー、通信関連事業者、デベロッパー/建設業、駐車場/商業施設関係者、道路/道路設備関連事業者、官公庁/地方自治体、研究機関/教育機関などを見込む。

advertisement

 展示会の展示ブースには、

  • EV・プラグインハイブリッドで変わるインフラと周辺ビジネス
  • 輸送通信ソリューション
  • 大容量化するネットワークとセンシング
  • 人とクルマ、クルマとクルマをつなげる近接通信
  • ETC・DSRCの新市場
  • カーナビゲーションとテレマティクスの世界

という6つのテーマコーナーを設ける。また3日間にわたって、自動車の通信に関わるカンファレンスを展開するほか、会場内プレゼンテーションなどを用意する。

 通信機能付きのカーナビや携帯ナビなどを利用して効率よくクルマを目的地に到達させる渋滞回避ラリー「ナビゲーショングランプリ」を開催し、その年でもっとも優秀なナビゲーションシステムを表彰する企画や、幕張メッセの広いスペースを活用し、実車を用いた通信サービスやクルマの安心・安全技術などの体験コーナーも設ける。

 展示会の開催と合わせ、「自動車・通信先端技術賞」も創設して、環境、先端安全技術、快適、イノベーション、ベストバリュー、ビジネスモデル、コラボレーション、パブリックモビリティの各分野で、発売・市販化された商品やサービスの表彰も行う。

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.