速報
2009年、世界の携帯市場の展望は――ROA Groupが無料リポート公開
ROA Groupは1月15日、調査・分析コラム「2009年グローバル携帯市場の展望」の無料リポートを発表した。
同リポートでは、2008年の世界トップ5ベンダーの端末販売台数実績分析と2009年の予測、2009年のグローバル携帯市場のキーワードを取り上げ、特にスマートフォンやタッチパネル市場、AppleとGoogleの動向を中心に分析を行っている。
同リポートは2008年のグローバル携帯電話市場について、上半期は「成長」、下半期は「沈滞」とまとめている。ROA Groupは、世界的な金融危機の影響で携帯電話市場も苦戦を強いられていると分析しており、2008年のグローバル携帯電話市場規模を約11億9000万台と推定するとともに、2009年にはマイナス成長を記録し、約11億5000万台規模に落ち込むと見込んでいる。
advertisement
2009年のハイエンド市場をリードするキーワードは、タッチパネルディスプレイを搭載したスマートフォンであると予測し、特にAppleとGoogleがかなりの市場掌握力を見せると予想。これに伴い、UI市場のさらなる発展も見込まれるという。
関連記事
2009年、ドコモは「オープンOS」を支援する──NTTドコモ 辻村清行副社長
垂直統合型の「iモード」は、これからも進化を続ける。一方で、水平分業型の「オープンOS」の世界も並立し、発展していく。ドコモはその両方に深く関わり、支援していく──。NTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏は、2009年のドコモの戦略をこう話した。「攻め」「変化」「忍耐」が求められる――通信事業者5社の年頭所感
移動体通信事業者のトップが年頭所感を示した。2008年は好調のソフトバンクモバイルとイー・モバイル、苦戦のKDDIとウィルコム――と明暗を分ける結果となったが、2009年はどのようなかじ取りで事業を進めていくのだろうか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.