ケータイとカーナビを連携させる「EZカーナビリンク」5月7日開始――KDDI
KDDIは、「EZナビウォーク」などで検索した位置情報をauケータイからカーナビにBluetooth転送できる「EZカーナビリンク」サービスを5月7日から開始する。KDDI、トヨタ、ナビタイムが共同開発した情報連携プラットフォームを利用する。
KDDIは4月27日、au携帯電話で検索したレストランや観光施設などのスポット情報をカーナビゲーションシステムに転送して、目的地に設定できるサービス「EZカーナビリンク」を、5月7日から開始すると発表した。無料で利用できる。
EZカーナビリンクは、KDDI、トヨタ自動車、ナビタイムジャパンが共同開発した情報連携プラットフォームを利用したサービス。「EZナビウォーク」や「EZ助手席ナビ」「au one 地図」で検索した位置情報を、専用アプリを介してカーナビにBluetoothで転送するもの。GPSの緯度経度情報のほか、スポットの名前、住所、電話番号などを送信することで、カーナビ側で目的地として設定できる。
車に乗っていなくても位置情報を検索できるほか、位置情報はEZWeb上の最新データを検索できるのも特徴。またBluetoothで転送されるため、後部座席から目的地を設定することも可能。スタート時にはヤフーの「Yahoo!地図」が対応コンテンツとしてサービスを提供する。
対応するau携帯電話は「CA001」「G9」「Woooケータイ H001」「P001」「Walkman Phone Premier3」「SH001」「Cyber-shotケータイ S001」「T001」「EXILIMケータイ W63CA」「W65T」「AQOUSケータイ W64SH」「Woooケータイ W63H」「G'one W62CA」「Woooケータイ W62H」「W62SH」「Spotio」「Cyber-shotケータイ W61S」。また対応カーナビゲーションは。トヨタ純正09モデルか販売店装着オプションナビ(NHZA-W59G、NHZN-W59G、NHDT-W59G、NSDT-W59)。対応機種は順次拡大していく予定だ。
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