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“ソーシャルAR”強化した次期「セカイカメラ」――頓智・がイベントで披露

頓智・が、大幅な機能拡張が予想される「セカイカメラ」の“バージョン2.0”をイベントで披露する。また、サードパーティーに向けて公開するAPI「Open Air」の詳細や、世界展開に関する情報も明らかになるようだ。

 iPhone向け拡張現実(AR)サービス「セカイカメラ」を提供する頓智・(トンチドット)が、12月2日にアップルストア銀座で開催するイベント「SUKIYAKI」において、セカイカメラの新バージョンなどを発表することが分かった。同イベントは一般ユーザーも参加できる。開催時間は午後3~5時まで。

「CEATEC JAPAN 2009」で公開された特別バージョンに実装されていた、「エア動画(仮称)」(写真=左)と「エアリンク(仮称)」(写真=右)

 9月にアプリの提供を開始し、「バージョン1.0.2」「バージョン1.0.3」とアップデートしてきたセカイカメラだが、今回発表される「バージョン2.0」は、大幅な機能拡張を含む初のメジャーアップデートとなる。「CEATEC JAPAN 2009」での情報によれば、動画やWebサイトへのリンク機能に加え、周囲にあるTwitterの“つぶやき”がエアタグになる機能などが追加されるとみられる。また、詳細は明らかになっていないが、ユーザー同士のコミュニケーションをサポートする各種機能によって、“ソーシャルAR”としての側面が大幅に強化されるようだ。

 さらにイベントでは、現在は日本国内に限定して公開している同アプリの世界展開についてや、サードパーティーがエアタグを使ったアプリケーションを開発するためのAPI「Open Air」の詳細、セカイカメラを使った新しい取り組みに関しても発表される予定。

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