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あいおい損保とKDDI、モバイル主体の損保会社設立
auケータイならではの新しい保険サービスを――。あいおい損保とKDDIが、モバイルを主体とする損害保険会社の設立に向け、準備会社を立ち上げる。
あいおい損害保険とKDDIは、モバイルを主体とする新たな損害保険会社の設立に向け、共同で準備を進めることで合意した。
2月に準備会社としてモバイル損保設立準備株式会社を設立し、事業免許の取得と事業開始に向けた業務を開始。出資金は3億円で、出資比率はあいおい損害保険が66.6%、KDDIが33.4%。準備会社の社長にはあいおい損保の住野彰氏が就任する。
両社は携帯ユーザーのライフスタイルに応じた損害保険を、au携帯コンテンツとして提供することを目指す。具体的には、auのモバイルコンテンツと損害保険を組み合わせたり、携帯サービスの利用シーンに応じて最適な保険を付加したりするようなイメージで、携帯向け旅行サイトで携帯から申し込める保険を提供するといったサービスなどを想定しているという。
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なお、保険事業の展開に向けた事務やシステム、コールセンター、損害サービス体制などのインフラ/商品開発業務は、あいおい損保が担当し、迅速な事業立ち上げと効率的な業務展開を図る考え。関係当局の許認可を経たうえで、2011年度上半期早期の営業開始を目指す。
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