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1320万画素カメラ搭載 超解像技術で昔の写真もキレイに拡大――「P-04B」PRIMEシリーズ

「P-04B」は、高速AFやISO12800の高感度撮影が可能な1320万画素カメラを搭載するPRIME端末。過去の写真を少ない画像劣化で拡大できる超解像技術や、写真の自動分類機能など、充実したカメラ機能を備える。

 NTTドコモのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末「P-04B」は、13Mピクセルのカメラを搭載したPRIMEシリーズ端末。充実したカメラ機能を備えながら、他のPRIME端末よりも手頃な価格に設定されるほか、PRIMEとしては異例の5色展開を図っている。2010年5月26日発売。

「P-04B」。カラーはPURPLE、WHITE、MAGENTA、BLACK、ORANGEの5色

 P端末ではおなじみの、ディスプレイが横にも開く“Wオープンスタイル”を引き続き採用しているが、前モデル「P-01B」が搭載していた大型背面ディスプレイや、ダイヤルキー部分のタッチパッド機能の搭載は見送った。

 デザインのアプローチも従来とは異なり、シンプルでフラットな背面パネルやツートンカラーの配色によって、スタイリッシュかつスポーティーな印象に仕上がっている。ボディ裏面のカメラ部にはリングの意匠が施され、“デジカメケータイ”としての雰囲気がしっかり演出されている。

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 有効約1320万画素のCMOSカメラを搭載し、新たに広角27ミリ(35ミリ換算)のレンズを採用。従来よりも画角が広くなり、室内の集合写真なども撮りやすくなった。さらにISO12800の高感度撮影にも対応し、暗い場所での撮影に強くなっている。また、起動やオートフォーカス、シャッター、画像保存など、撮影に関する処理の高速化に注力し、キビキビと撮影できる点も特徴だ。

 料理や文字なども認識するシーン自動判別機能「おまかせiA」や、連写した中からベストショットを自動で選び出す「おまかせチョイス」など、カメラまかせの機能にさらに磨きをかけたほか、笑顔を認識する「笑顔シャッター」、人の距離を認識する「ラブシャッター」、人数を認識する「グループシャッター」と、個性的なオートシャッター機能も備える。撮影後の写真に対する暗部補正や、過去に撮った写真などをきれいに拡大できる超解像技術も新たに採用した。画像の閲覧機能も進化し、写真を色、シーン、日時で分類する「ピクチャ分類」機能を使えるようになった。

 メインディスプレイは約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶を採用し、写真やワンセグを横オープンスタイルで楽しめる。背面パネルにはLEDのドットを埋め込み、50種類のアニメで着信を知らせたり、iコンシェルと連動して天気情報を教えてくれる。

 設定した電池残量になると自動的に省電力モードになる「オートecoモード」を搭載。そのほか、「パワプロMEGA-X LITE」「みんなのGOLF モバイル3」など、横オープンスタイルで楽しめるゲームをプリインストールしている。

「P-04B」の主な仕様
機種名 P-04B
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約50×111×17.1ミリ(最厚部20ミリ)
重さ 約131グラム
連続通話時間 3G:約190分/GSM:230分
連続待受時間 3G:540時間/GSM:240時間
カメラ 顔検出AF付き有効約1320万画素CMOS
外部メモリ microSDHC(別売/最大16Gバイト)
メインディスプレイ 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル) 26万2144色表示 TFT液晶
サブディスプレイ 17×7ドット 1色 LED液晶
ボディカラー PURPLE、WHITE、MAGENTA、BLACK、ORANGE
主な機能 ワンセグ、WORLD WING(3G/GSM)、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り2Mbps)、GPS、Bluetooth ほか

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