1320万画素、HD動画、Wi-Fi対応のデジカメケータイ「LUMIX Phone 001P」
ソフトバンクモバイルの「LUMIX Phone 001P」は、パナソニックのデジタルカメラ「LUMIX」の高画質技術を盛り込んだハイスペックなデジカメケータイ。ハイビジョンムービーの撮影も可能なほか、Wi-Fiを使えば、PCへの写真の保存やSNSを通じた友人とのシェアも素早く行える。
ソフトバンクモバイルのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末「LUMIX Phone 001P」は、パナソニックのデジタルカメラ「LUMIX」の高画質技術を盛り込んだハイスペックなデジカメケータイだ。2011年2月の発売を予定する。
従来からLUMIXのシーン自動判別機能「おまかせ iA」のノウハウを応用するなど、ケータイカメラに注力してきたパナソニック モバイルが、満を持して「LUMIX」の名を冠したケータイを開発。有効約1320万画素の高画素CMOSカメラを採用したことに加え、LUMIX譲りの高画質技術「Mobile VenusEngine」によって、シーン認識や画像処理を高速に実行し、被写体を鮮やかに写し出す。
奥行きのある写真が撮影できる広角27ミリレンズには、マルチコートフィルタの処理を採用。写真に映り込むフレアが少なくなり、ほこりも付きにくくなった。カメラの起動速度は約0.9秒と素早く、バックグラウンド保存によってスムーズに写真を連続して撮影できるのも特徴だ。約3.3インチのフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶はタッチ操作が可能で、カメラの各種機能を画面に触れて操作できる。
動画撮影機能も進化し、新たにハイビジョン画質(720p)での撮影に対応した。静止画モードから、タッチパネルのユーザーインタフェースを通じて素早く動画モードに切り替わり、録画を始められる。
従来から採用しているおまかせiAのモードでは、夜景や人物といった被写体の違いに応じて、最適な撮影モードを自動選択してくれる。超解像技術により、画像劣化の少ないデジタルズームが可能なほか、従来の約1.5倍以上の撮影距離でも明るさを維持する新型LEDフラッシュで、暗い場所での撮影にも強くなった。また、フラッシュが届かないようなシーンでも、暗部補正機能を使って被写体を明るく写し出せる。
ボディは、P端末の中でも根強い人気を持つ“スライド式ボディ+回転式十字キー「スピードセレクター」”の組み合わせ。さらにデジカメケータイとしての使い勝手を追求し、左手の指がレンズに被らないようレンズ位置を調整したり、押しやすい大型のシャッターキーを採用したりと、細かな部分にまで気を配っている。迫力のあるカメラリングと、大型のLEDフラッシュ、さらに「LUMIX」のロゴによって、外観は一見してコンパクトデジカメそのものになっている。
カメラだけでなく、ケータイとしての機能も充実。ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetoothなど、ケータイのトレンド機能をしっかり搭載している。さらにWi-Fiに対応したことで、自宅や公衆の無線LAN環境を使ってインターネットを快適に楽しめるほか、撮りためた写真を無線でPCに保存するといったこともできる。また、こうした操作を簡単にする「ピクチャジャンプ」機能を新たに搭載しており、写真のサムネイルを見ながら、気に入った写真をタッチ操作で簡単にPCに送ったり、ブログやSNSに投稿したりできる。
機種名 | LUMIX Phone 001P |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約52×116×17ミリ台(突起部除く)(暫定値) |
重さ | 約149グラム(暫定値) |
連続通話時間 | W-CDMA:測定中、GSM:測定中 |
連続待受時間 | W-CDMA:測定中、GSM:測定中 |
ワンセグ連続視聴時間 | 測定中 |
カメラ | 有効約1320万画素CMOS(AF/手ブレ補正対応) |
外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶 |
ボディカラー | ストラトスフィアブルー、ブラック、マゼンタ、ゴールド |
主な機能 | GPS、Wi-Fi、ワンセグ、世界対応、HSDPA(7.2Mbps)、3G動画(10Mバイト)、おサイフケータイ、Bluetooth、デコレメール、PCメール、ウィジェット 赤外線 ほか |
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