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KDDI、Android向けサービスの開発を支援――「KDDI ∞ Labo」設立
KDDIが8月をめどに、Android向けアプリやサービスの開発支援プログラム「KDDI ∞ Labo」を開始する。
KDDIは8月から、インターネットサービスやアプリの開発を手がけるスタートアップ企業、エンジニアを支援するプログラム「KDDI ∞ Labo」を開始する。
KDDI ∞ Laboは、世界に通用するAndroid向けインターネットサービスの開発を支援する3カ月間のプログラム。支援対象に選ばれると、KDDIの六本木事務所内のコミュニケーションスペースを利用でき、サービス開発と経営の両面から専門的なアドバイスを受けられる。優秀なチームについては、au one marketなどを通じたプロモーション支援も受けられるという。
応募者向けには、セミナーや技術勉強会を定期的に開催し、企業やエンジニア間の交流も促進。KDDIでは6月21日に、参加検討者を対象とするキックオフイベントを開催する。
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プログラムへの応募期間は5月17日から7月22日までで、同社サイトから申し込める。
募集内容と応募条件は以下の通り。
募集内容
- 世界で通用する革新的なインターネットサービスや、Androidを中心としたプロダクト・技術・アプリケーションなどインターネットサービス全般を対象とする。
- ジャンルは問わないが、企画が応募者の独創によるものであり、その所有権が応募者に帰属するサービスに限る。
- 既に公表済のサービスでも可。
応募条件
- オープンプラットフォームにおいて、革新的なインターネットサービスのアイデアを有し、そのアイデアを実現する意欲を有していること。
- 応募したインターネットサービスについて、本プログラム期間中(3カ月間)にβ版サービスをリリースできる技術力を有していること。
- 個人・法人・チーム(最大3名) の区分は問わないが、法人の場合は、従業員10人以下、設立3年未満の法人に限る。
- プログラム期間中に、定期的に行われるKDDIの担当者とのアドバイスの場(都内)に参加できること。
- 応募した法人もしくはインターネットサービスについて、事前にKDDIの承諾なく、プログラム期間中に出資や業務提携の協議を行わないこと。
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